ひと昔前は、海外に暮らすと、日本の新聞が読みたくて 日本語に飢えているとき思い出すのが、本より新聞が先でした。 テレビはもちろんまったく思いもよらず、 ラジオの短波くらいが日本の情報との接触でしたが、 どちらにしても、時間がずれて過去の新聞でしたが、 やたらと読みたい欲が出たものでした。 今、海外で日本の新聞はどうしているのか? 衛星で即日の新聞が読める時代ですが、料金はだいぶかかります。 まず日本で日本の新聞の値段は? 新聞の値段(1部)朝刊(1部) 110-160円夕刊(1部) 50-70円 定期購読・月極の値段(1ヶ月)朝夕刊セット 3034-4509円 では海外で日本の新聞の値段は? 読売東南アジアで、 購読料金(宅配:1か月) タイ BT 2,000 9,600円 シンガポール S$ 110 9,200円 マレーシア M$ 235 11,200円 ミャンマー US$ 110 14,200円 カンボジア US$ 100 12,100円 インドネシア IDR 913,000 13,000円 ベトナム US$ 100 13,000円 インド INR 7,000 14,000円 中国(香港) HK$ 520 9,500円 中国(北京・上海) RMB 900 12,000円 台湾 NT$ 1,900 8,100円 フィリピン P 2,980 9,800円 日本経済新聞 国際版 定期購読(配達1ヶ月) シンガポール S$ 130 マレーシア RM 300 タイ B 2,800 香港 HK$ 780 中国/上海 RMB 1,250 中南米 メキシコ¥24,000/月 US$190/月 ブラジル¥28,500/月 US$215/月 アメリカ 宅配・ファーストクラスメール+電子版 US$129/月 こんな感じで、かなり高価です。 印刷、配送などコストがかかりますので、当然ですが、 まだ、需要はなくなってはいません。 さらにもっと高価で、貴重なものになっていくようですが、 それは情報の価値というより、紙媒体で読む、スタイルが楽しい、 という理由に変わっていくのでしょうか? ネット上の情報が量とスピードはすでに圧倒している世の中で、 新聞・書籍の紙媒体 テレビ・ラジオ ネット媒体・電子書籍 と、現時点のひとつの区分ですが、 この中のテレビ、日本のテレビがなかなか見れず、 実際の選択肢にはいってこないのは、 おかしいと思います。 2018年の日本のテレビのインターネット放送開始は どんな形になるのでしょうか?